令和2年度3学期始業式にあたり

2021.01.12

報告

明けましておめでとうございます。2021年の始まりです。寒波の影響で4日おくれのスタートとなりました。
寒波に加え、年頭から首都圏に緊急事態宣言が出されるなど、今年もコロナの話題で始まった感があります。しかしこの冬休み中は明るい話題もありました。本校も出場した春高バレーを始め、サッカー、バスケットボール、ラグビーなど高校生の全国大会が制限付きではありますが開催されました。春高バレーでは女子バレー部が奈良文化高校に惜しくも敗れはしたものの粘り強く拾い、相手を慌てさせる場面もあるなど健闘し、見た人たちを元気づけることができたのではないでしょうか。お疲れ様でした。
さて、新しい年、どのような気持ちで迎えたでしょうか。終業式で話したように、昨年を振り返り自らを高めるための改善点を見つけ、この10日間でそれを行動に移せたでしょうか。日本人として初めてノーベル物理学賞を受賞した湯川秀樹博士の「一日、生きることは、 一歩、進むことでありたい。」という言葉があります。一日一日を大切に、日々、一歩ずつでもいいので改善を繰り返し、自分を高め自らの目標に向かって「きびしく 高く 美しく」行動し、昨日の自分より一歩ずつでも前進して欲しいと思います。
3年生は週末には共通テストがあります。あと4日しかないと考えるか、まだ4日も準備ができると考えるか、気持ちの持ちようが大切です。現役生は直前まで伸びます。自分がこれまでやってきたことを信じて、最後まで頑張ってください。
これから3年生にとっては大切な受験も控えています。お正月で、地域をまたいで移動したり他地域の方と会食したりした人もいると思います。今はどんなに予防しても誰がどんな状況で感染してもおかしくない状況になってきています。咳エチケット、手洗い、うがい、マスク着用、手指消毒はもちろんのこと、教室内でも常時換気を心がけるなど、できることはきちんと行い、また日々の体温チェックや健康観察も徹底して実行し、お互いが、うつさない、うつらないような行動を心がけましょう。
3学期、充実した当たり前の学校生活が送られるよう、みんなが意識を高め協力していきましょう。
校長 柳樂眞悟