安高を卒業した先輩からのメッセージ 11

河津海李さん

R3年度卒業生・ソフトボール部と新聞部
出身中学:安来市立第一中学校・バレーボール部
高校卒業後の進路:島根県立大学人間文化学部地域文化学科 在学中

私が安来高校での3年間を振り返って一番最初に思うことは、勉強は大変だったけど頑張って良かったということです。受験生として過ごした最後の1年間は、強く心に残っています。私が受験勉強を頑張ることができたのは、熱心に勉強に取り組んでいる同級生の姿や、応援や励ましの言葉をくださる先生方の存在があったからです。
私は、受験する大学を決めると同時に、面接と小論文で合否が決まる推薦入試を受験することも決めました。推薦入試は12月だったので、一般入試に向けた勉強と同時進行で面接と小論文の指導を受けなければいけませんでした。その時は忙しくてしんどくて逃げたいとも思いましたが、その期間がなければ今の生活はないかもしれないと考えると、すごく充実したものだったと思えます。私が推薦入試を受験するにあたって、面接・小論文の指導をしてくださった先生、担任の先生、部活動の顧問の先生などたくさんの安来高校の先生方に励ましの言葉を頂いたことで、自信を持って入試に臨み、無事合格することができました。
私は、大学で英語や英米文学、日本史や観光学など、幅広く学んでいます。将来の職業に直接繋がる勉強ができることや、授業を通して地元である島根県のよさを歴史・文学・文化など様々な側面から見直せることが、私が今の大学を選んで良かったと思える点です。
高校卒業後の進路は、自分の将来に大きく関わってきます。私は中学生の頃、「大学に行きたい」という漠然とした思いしかありませんでした。大学や専門学校に入学してから、あるいは就職してから、自分の進路選択が間違っていなかったと自信を持って思えるように、高校卒業後の進路について早めに調べて、決めておくことが大切だと思います。また、先生や先輩など自分よりも進路に詳しい人の意見をたくさん聞き、なるべくたくさんの選択肢を作っておくと良いと思います。