安高を卒業した先輩からのメッセージ1

安藤泰雅さん

R3年度卒業生:男子バレーボール部
出身中学:安来市立第一中学校・男子バレーボール部
高校卒業後の進路: 看護専門学校(岡山県) 在学中

安来高校の良かったこと!
<勉強>
 授業はテキストだけでなく、資料を準備してくださった。これにより、問題を解いて覚えることにつながった。テスト前になると授業内容の復習プリントや、要点をまとめる時間があり対策として役に立った。先生方はとても親切で分からない所を聞いたりすると、それが授業時間外であったとしても解き方のコツや、ポイントを教えてくださったりした。テスト前になると小テストがあったことを思い出す。一定の点数以下だと、放課後居残りになったりした。当時は「なんで残ってまで勉強やらんといけんの?」「本番で点数取れればそれでいいじゃない!」などと思ったりしていた。しかし今になって振り返ってみると、あのテストのおかげだったと振り返ることができる。点数が伸びるようにしてやろうという先生方の厳しくも優しいものだったのだろう。
<部活動>
 僕は、県内トップレベルの男子バレーボール部に所属していた。そこではいろいろなことを経験した。それは良いことも、悪いこともたくさんあった。3年間の高校バレーの期間は小学校からバレーをしてきた中で、最も本気になれた期間であった。中学からバレーボールの推薦で安高へ入学した。中心選手になることを想像していた。監督からは「安来のエースになれる!」とお墨付きをもらった。しかし個人としては中心選手となって活躍したりすることはなく、レギュラーとしてコートに立つことすらなかった。それはとても悔しかった。しかしチームのためだったり、ベンチメンバーとしての役割を全うすることでそこに価値を見出すことができた。ベンチメンバーとはいえ練習はきつかった。時には夜遅くまで居残り練習をすることもあった。でもやめたいとは思わなかった。それは一緒に本気になれる同級生をはじめとしたチームメイト、最後までとことん付き合ってくれる監督・コーチがいたからだ。大変だったが充実感に溢れた期間だった。
<受験勉強>
  僕は岡山県の看護専門学校に進学した。受験勉強・対策は大変だった。特に大変だったことは、小論文・面接といった自分の考えを書いたり話したりすることだった。何か月も前から考えをまとめたり、質問の回答を考えた。それから面接の練習をしたり、小論文の過去問を解いたりした。なかなかできない僕に対し、先生は「どこが」「どんなように」などと具体的に何度もアドバイスしてくださった。字を書くことが多かったため、字のバランスなどといった細かいところまで手を抜くことなく熱心に指導してくださった。それらのおかげもあり無事進学することができた。
<先生との関係>
  安来高校の3年間は先生方に恵まれたと思う。
本気で叱ってくれた。一緒になって喜んでくれた。親身に話を聞いてくれた。部活の試合に応援に来てくれた。大変な時、しんどい時傍で寄り添ってくれた。くだらない話をして笑いあった。
どんな時も生徒目線で関わってくださる先生ばかりだった。そんな先生だからこそ、「挑戦してみよう」「頑張ろう」と思いながら学校生活を送ることができた。
<いま>
  現在は専門学生も2年目となり将来の夢に向かって日々勉強している。専門分野なだけあって簡単とは言えない。しかし将来に向けて少しづつ歩いていると思うと前向きになれる。また、バレーボールのサークルにも入っている。新しい友達もでき楽しい日々を過ごしている。
長期休みになったら、久々に中学・高校の友達と遊べることが楽しみだ。